なんでも知ってる内科医…


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こんにちは。haruです。
医療業界のひどい悪口で

なんでも知ってるけどなんにもできない内科医
なんにも知らないけどなんでもできる外科医
なんにも知らないしなんにもできない精神科医

というのがあります。いや、書いてて泣きそう。

個人的には、他の科の医者をリスペクトできない医者はちゃんとした医者じゃないとは思いますが、要は他の科の医者からみて精神科医は「なにやってんの?」って世界なんだと思います。

でも一言言いたい。
どれだけ自殺者をへらすことに尽力していることか…!

希死念慮が切迫しているとき、こちらも冷や汗をかきながら超全力で治療にあたっているのです。5年生存率が何%上昇した、とかいうはなしでなく、長かったら50年は伸ばしてると思うのです。

精神症状で死にたいと思うのはよくあること。また精神疾患をかかえていることで死にたいと思うことも。

たしかに…ルート取る(血管確保)のもあやしい、挿管はなおあやしい、でその後の指示はもっとあやしい。所謂、お医者さん的なことはharuは半ば諦めています。手慣れない自分がやることの方がリスクだし迷惑をかけるから。(このスタンスが他科の医者から批判されるのでしょうが、アイデンティティーそこにないもの) 

でも精神科医としてできることは全力でしたい。精神症状を把握して、悩みをていねいに聞いて、必要なら家族や会社のひと呼んで、福祉サービスにつなげて。

そこからこぼれ落ちるひともいます。かなしいけど、それがそのひとの選択だから。

でも、精神科医もひとの命をまもる、重要な任務を果たしているんだと思いながら日々仕事をしています。

haruでした。

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