ドリフターズ外来

こんにちは。haruです。
タイトルは松本俊彦先生のお言葉の引用です。

「食べれてますか」
「眠れていますか」
「お通じでていますか」
「ではまた次回」

といったドリフターズのような安定感でおきまりのパターンで終結する外来のことです。経験したことがある人も多いのではないでしょうか。

ただこれにはいろいろな理由があって。まず精神科医には時間がない。1日に50人近くを診療しないといけないのでミニマムリクワイヤメントをクリアしようとしている。上の3つの質問だけでも結構いろんなことがわかったりするのです。特に睡眠がとれているかは大事で精神科診療の根本だと思っています。

また話の内容だけでなく、診察室の入室の仕方、化粧のこさ、話す勢い、表情変化など様々なところをみているのです。気分があがっているのかさがっているのかは大体わかったり。

また長年安定していて薬だけもらいにくるひとにとってあれこれ聞かれるのは嫌なもの、という配慮もあります。話したいひとは自ら話すだろうという。

なのであえて話を聞いていないこともあるのです。「はなしをきいてもらえない」と感じているのなら自ら話してみましょう。また、現代では精神科医が話を聞くのは時間に限りがあるのが実情なので、心理士によるカウンセリングをすすめられることもあります。

haruでした。


<精神科医haruによる相談サービス>
興味がある方は下記までご連絡下さい。
psychiatristharu☆gmail.com
☆を@に変えて送信をお願い致します。

電話相談希望の方はメールにLINEのIDを書いていただければこちらから折り返しお電話致します。また頂いた個人情報は必ず守らせていただきます。宜しくお願いいたします。


0コメント

  • 1000 / 1000

精神科医haruのお悩み相談室(無料)

psychiatristharu☆gmail.com ☆を@に変えて送信をお願い致します。悩みごとや相談、なんでもどうぞ◎