ジェネリックってどうなの?

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こんにちは。haruです。
前回に引き続き通院費用にまつわるお話。
最近よく「ジェネリック」っていいますよね。
あれは、新薬の特許がきれたときに発売される同成分同じ有効性のお薬のことです。
でも「安いのとか大丈夫?」って思われる方もいるのでは。

精神科領域に限っていうと、ジェネリックともともとのお薬は遜色なくつかえるといってよいと思っています。
前回も書きましたが新薬はとにかく高いですから、ジェネリックがあるならそちらに変えていくことをオススメします。

また精神科のお薬にも開発の歴史があり、古い薬は安かったりします。さて。古い薬はダメなのか?というと、実はそんなことないんですね。古い薬でも使われなくなって廃れたものはありますが今もなお生き残っているのには意味があると思います。新薬ばかりが有効性や安全性がいいとは限らないのです。

では、安くて効果があって安全性の高い薬がいい!ってなるのが人情というもの。しかし、薬ひとつひとつにはそれぞれ個性があり、すべてを兼ね備えたものはなかなかないのです。

なので薬を処方されるときには、どのような特徴の薬か…有効性、安全性など…聞いておいた方がいいと思います。主治医の先生もいろいろ考えた上での処方だと思うので、きちんと説明してくださるでしょう。

また同じ薬を出すにしても、どのような状況下で薬を出すかで処方が異なってきます。
まずは、入院中の場合。これは医師としてはいちばん処方しやすい。患者さんの状態を逐一知ることができるのでチャレンジしやすいのです。

外来だけの場合、同居家族がいるかどうか、その家族は協力的かどうかなどを考えます。家族が協力的だった場合、患者さんの様子がおかしければすぐに対応ができるので、これもまだ処方しやすいと思います。

いちばん心配なのがひとり暮らし!患者さん本人しか状態を把握できないためとても心配です。この場合あまりチャレンジングな処方はしにくいかもしれません。

そのような諸事情により処方は決まっていきます。いろいろ考えられた上での処方、できれば決められた通りに飲んでくださいね。

※試行錯誤の上での処方ですが、体質的に合わない、効果がないことは多々あります。効果がないからといってすぐに医師を変えるのではなくじっくり時間をかけるつもりで待つのが先決です。

話がジェネリックからだいぶそれました。
ありがとうございます、haruでした!

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