知能検査をすることについて

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こんにちは。haruです。
自分の知能…知りたいような知りたくないような、そんなかんじがしませんか。

成人の知能検査は、WAIS-Ⅲ(ウエイス)というものが一般的です。haru自身もやってもらったことがありますが、結構エネルギーをつかうし、これでじぶんの数値がでるんだ…と思うとドキドキしてしまいました。

結果は…まぁ、なんていうか、恥ずかしいですよね。その心理士さんにじぶんの数値がばれるわけだし。心理士さんもやさしい人だったので、あたたかくほめてくれましたが。

採血したらデータは患者さんに基本的にお返しするとおもうんですね。少なくとも医者だけが隠し持っておくことはない。

しかしウエイスはちがうんですよね…。患者さんにはっきりとした数値をいわないことがおおい。これに対してかなり違和感があります。

検査をしたら結果は患者さんのもの。そう思うんですね。まぁ、医者が「ウエイスをしよう!」と思うのは患者さんとはなしていて「うーんこの人知的にどうなんだろう…」「発達のでこぼこがあるんじゃないか…」とか何らかのことを疑うからするわけですが。

でもね、ウエイスで軽度知的障害や境界域の結果がでました!→医者納得→患者さんにはあいまいなフィードバックって流れ、なんなんだろう?と思いますね。

あいまいなフィードバックだけでも傷つくし、リアルな数値を知ったらいろんな思いがでるはず。実際haruはきずつきました。そこをすべからく配慮したうえでするほうがいいと思うんです。

いかがでしたでしょうか。haruみたいな意見は少数で、医者はしっかり診断をくだすべき、というのが主流だとは思います。むずかしいですね。

haruでした。

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